スクイジゴムをバージョンアップしてみよう ― 2020/10/21 16:35
こんにちは
前回の補足からです。
どうにも気になったのでモアマンのベルトとモアマンバケットのクリップを買ってみた。
クリップは引っかけてベルトに通すタイプです。
成程こういう仕様であったかと。なんか全体的に使い勝手が悪い。
おかげで気に入って毎日使っております。
バケモンとモアマンバケットの二つ吊りで腰が重いです。
さてさて本日の本題であります。
前回紹介したモアマン青ゴムですが、その耐久性のなさに絶望したわけですが妙なところで活路が見いだせました。
青ゴムをシリコーンゴムみたいと表記しましたが、そのまんまの発想で今までのゴムにシリコーンを塗ってみれば良いのではないだろうかと。
皆様も一度はスクイジゴムに撥水コートをかければ耐久性が上がるのではないかと考えたことがあると思います。私は昔そう思って靴用の撥水コートをかけたことがあるのですが仕上がりがムラになってしまって諦めたことがあります。
そこで今回はシンプルにシリコーンだけ塗ってみることにしました。
試行錯誤を繰り返した結果かなり満足できる結果が得られたので、その方法を惜しげもなく公開したいと思います。
基本的にどこのゴムを使っても性能が二段階上がるといっても過言ではありません。
その一
まずスクイジゴムを洗剤で丁寧に洗います。
この際ぬるま湯を利用して泡立てて柔らかい布を使い丁寧に洗ってください。
ここでの洗いによってその後のクオリティが変わってきます。
時間があれば一晩漬けおきしてもかまいません。
その二
陰干しでよく乾かす。もしくはマイクロファイバー系のクロスで水分をしっかりとふき取る。
その三
シリコーンスプレーをゴムに塗布します。
https://www.amazon.co.jp/dp/B003P18FB2?tag=interactpost-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
リンク先の缶が違いますが、中の成分は一緒です。
表、裏特に端っこはたっぷりと塗布します。
その四
馴染ませるために一晩寝かせます。
そしてここでもマイクロファイバー系の布で乾いていないシリコーンをふき取ります。
そして再度シリコーンを表、裏と塗布します。
また一晩寝かせます。
布で乾いていないシリコーンをふき取り終了です。
ここから先は趣味の領域ですが、私はもうワンセット繰り返します。
都合三回シリコーンを塗るのがお気に入り。
これ以上は塗布するたびにゴムが硬くなります。
実際に硬くなるわけでなくカッパぐ際の抵抗が硬くなる印象です。
以上のことが終わった時点で美しく黒光りするスクイジゴムが手元にあると思います。
いやはや、丁寧に仕上げると全くの別物と言ってもよい物になります。
仕上がったゴムを使ってみると驚くこと請け合い。
普通のモアマンハードゴムがまるで青いゴムのような切れ味になっていることに驚くことでしょう。しかも耐久力は確実に上がっております。ゴム自体が水をムラなく散らすようになっており、実に水になじむようになっております。まるで光触媒の親水性のような働き。
なんとなく思い付きで初めて見た割にはかなりの良い結果が出て久々に満足です。
二か月近く検証しておりますが、今回のライフハックはかなりのお勧めです。
Moerman Standard NXT-R® rubberを買う ― 2020/09/06 20:36
Moerman Drywalker Flex Bucket Holster - Full Setを買う ― 2020/08/29 19:45
ほぼ一年待ったモアマンのバケットが遂に来た!
早速ですが、一か月ほど使ったうえでの報告となります。
モアマン ドライ ウォーカー フレックス
https://www.moermangroup.com/en/window-cleaning/products/accessories/drywalker-flex
使い方は二通りあります。水が入るバケットとスクイジが二本刺さるフォルダーを使い計4本差せるモードです。
シャンプー付きのスクイジを使うならバケットを使用してノーマルスクイジ2本を追加で。
私は通常こちらのモードで使用しております。
正直スクイジ4本差せるモードは使うところがありません。30㎝、35㎝、40㎝、45㎝とフルでのスクイジは持て余すです。しかし30㎝のスクイジでもしっかりホールドしてくれるので安心感は高いです。
水は1Lほど入りますが口に返しがないので結構慎重に歩かないと水が飛び出ます。実務では水半分ほどで作業しております。私は内側作業の時はスクイジ複数持ちが好きなので30㎝、35㎝、45㎝を使い分けております。小さい窓を拭くときに30㎝はなかなか便利です。
下についているカップ部分がワンタッチで外れて溜まった水を捨てられる仕様です。
しかも中は小銭入れになっております。便利。
当初からよく言われていましたが、使うスクイジをバケツに入れておけば良いではないかという意見がありました。が、バケツを持ち歩くのもスクイジ変えるのにかがむのが嫌なのです。極力ひざを曲げたくないのです。腰も痛いのです。自動でかっぱいでくれないかなぁ。
そんな訳で今回のモアマンのバケットはとっても有難いです。
ここからは問題点です。
実は以前モアマンのバケットを購入した際二日で荷重が加わるヒンジ部分がもげた事があります。今回も何というかベルトにつながる部分の作りがもろいです。
実はこの部分メーカーホームページにある写真だとベルトへの接続形式が違います。どうもベルト差しのオプションがあるようなのですが、店舗で売っているモアマンベルトにはそのようなオプションが付いているようには見えないので結構謎の部分です。
先ほど紹介した水の受け皿ですがワンタッチで外れると書きましたが意図せず外れることがあります。
ひざに当たってスコーンと落ちたことが二度三度。ボタン部分の引っ掛かりが弱いようです。多分はずれのバケットがあるようです。複数購入して残念だったのは一つだったので。
偶然とはいえ外れる可能性があるのでロープ作業では使用しておりません。ロープ作業の時は水受けを外して使用がよろしいかと。
もっともロープ作業でスクイジを複数使うときは殆どないと思うので従来品を使いましょう。この商品は威力を発揮するのは内回りだと言えます。
このバケットはベルギーでは税込みでも5000円しないので、その価格でしたら大変パフォーマンスに優れた良いバケットと言えましょう。その値段でしたら、かなり凝ったギミックと相まって大変満足する仕上がりであると思います。
このバケット大変気に入って私は毎日使っております。結局38とダブルで腰にぶら下げております。結局重いです。腰が。
さて本来なら三日連続で更新するつもりだった今回の記事。
やはり私は商品のレヴュー向いてないですね。
次回はいよいよ登場!新しいモアマンゴムの紹介です。
来週までには更新するので期待せず待っていてね。
では、今日もありがとうございました。では、では。
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