Moerman Standard NXT-R® rubberを買う2020/09/06 20:36

moerman NXT-R

さてこちらも昨年の紹介からずいぶん待たされましたが、ついに手に入りました。
モアマンの青ゴム!
随分と期待しておりました。どんな仕上がりになっているか気になっている人もいると思います。

早速ですが、結論から言ってしますとかなり良いゴムになっております。

見た目の青さが気になりますが、ゴム自体は触るとかなりぬめぬめしており、シリコンラバーのよう。柔らかさと硬さを兼ね備えた妙な感触が特徴的です。
柔らかさはともかく、硬さとはどういうことかというとモアマンハンドルのExcelerator 2.0の爪がゴムに食い込みません。それが為ちょっとチャンネル内で動いたりします。

何とも奇妙です。

NXT-R

カッパギ具合はなんとも滑らか。ちょうどUNGERのお高いソフトゴムのようです。
水がしっとりと、なじむ感じでスクイジを走らせることができます。

そして先ほど書いたようにゴムが硬いためなのか両端がすり減るより前に割れるようにかけていきます。これも何とも奇妙な感覚です。

耐久性に関しては、ある程度の硬さを持たせることでゴムの延命を図ったと思うのですが通常のゴムの半分も持ちません。使い方によってはかなり消耗が激しい商品となっております。ただし、UNGERのソフトゴムの二、三倍は持ちます。比較対象が他社の製品になってしまいますが。

まぁ、微妙ですね。

NXT-R かけ

ゴムとしては大変良い出来ですので使うと満足度は高いのですが、やはりコスト的に厳しい。ゴムとしては大変良いのですが…耐久性が如何ともしがたい。

いや、私個人としては大変気に入っているのですが、なんともお高いのがネックであると言えます。

いやいや本当にゴムとしては大変良いものなのですよ。だけどお値段ゆえに安易にお勧めできないものとなっております。

まぁ一度は是非とも試してもらいたい商品であります。ターコイズブルーのゴム。
単純にかっこいいです。

今現在ゴムの耐久力を上げる方法が無いか色々試して居る状況です。
来週ぐらいには何かお知らせできるかもしれません。

それでは本日はこれまで。
お付き合いいただきありがとうございました。では、では。

Moerman Drywalker Flex Bucket Holster - Full Setを買う2020/08/29 19:45


ほぼ一年待ったモアマンのバケットが遂に来た!

早速ですが、一か月ほど使ったうえでの報告となります。


モアマン ドライ ウォーカー フレックス

https://www.moermangroup.com/en/window-cleaning/products/accessories/drywalker-flex

箱

使い方は二通りあります。水が入るバケットとスクイジが二本刺さるフォルダーを使い計4本差せるモードです。

Drywalker Flex Bucket Holsterバケットモード


Drywalker Flex Bucket Holster 4本モード

シャンプー付きのスクイジを使うならバケットを使用してノーマルスクイジ2本を追加で。

私は通常こちらのモードで使用しております。

 

正直スクイジ4本差せるモードは使うところがありません。30㎝、35㎝、40㎝、45㎝とフルでのスクイジは持て余すです。しかし30㎝のスクイジでもしっかりホールドしてくれるので安心感は高いです。


 水は1Lほど入りますが口に返しがないので結構慎重に歩かないと水が飛び出ます。実務では水半分ほどで作業しております。私は内側作業の時はスクイジ複数持ちが好きなので30㎝、35㎝、45㎝を使い分けております。小さい窓を拭くときに30㎝はなかなか便利です。

水受け

下についているカップ部分がワンタッチで外れて溜まった水を捨てられる仕様です。

しかも中は小銭入れになっております。便利。

小銭入れ


当初からよく言われていましたが、使うスクイジをバケツに入れておけば良いではないかという意見がありました。が、バケツを持ち歩くのもスクイジ変えるのにかがむのが嫌なのです。極力ひざを曲げたくないのです。腰も痛いのです。自動でかっぱいでくれないかなぁ。

 

そんな訳で今回のモアマンのバケットはとっても有難いです。


ここからは問題点です。


実は以前モアマンのバケットを購入した際二日で荷重が加わるヒンジ部分がもげた事があります。今回も何というかベルトにつながる部分の作りがもろいです。


ベルト


実はこの部分メーカーホームページにある写真だとベルトへの接続形式が違います。どうもベルト差しのオプションがあるようなのですが、店舗で売っているモアマンベルトにはそのようなオプションが付いているようには見えないので結構謎の部分です。


先ほど紹介した水の受け皿ですがワンタッチで外れると書きましたが意図せず外れることがあります。

ひざに当たってスコーンと落ちたことが二度三度。ボタン部分の引っ掛かりが弱いようです。多分はずれのバケットがあるようです。複数購入して残念だったのは一つだったので。

偶然とはいえ外れる可能性があるのでロープ作業では使用しておりません。ロープ作業の時は水受けを外して使用がよろしいかと。

 

もっともロープ作業でスクイジを複数使うときは殆どないと思うので従来品を使いましょう。この商品は威力を発揮するのは内回りだと言えます。

 

このバケットはベルギーでは税込みでも5000円しないので、その価格でしたら大変パフォーマンスに優れた良いバケットと言えましょう。その値段でしたら、かなり凝ったギミックと相まって大変満足する仕上がりであると思います。


このバケット大変気に入って私は毎日使っております。結局38とダブルで腰にぶら下げております。結局重いです。腰が。


さて本来なら三日連続で更新するつもりだった今回の記事。

やはり私は商品のレヴュー向いてないですね。

次回はいよいよ登場!新しいモアマンゴムの紹介です。

モアマンゴム

来週までには更新するので期待せず待っていてね。

では、今日もありがとうございました。では、では。



38 SAMPACHI バケモンを買う2020/08/12 20:35

お久しぶりです。

今年はまさかの展開が続いていますが、一切スルーで。

ちなみに今回は三部構成になります。


昨年偶然からバケモンを購入する機会がありました。



38 バケモン


38 SAMPACHI

http://sampachi.cart.fc2.com/

 

バケットで困っていたので、丁度よい買い物でありました。

 

結論から言うと大変使い勝手が良いもので購入して一年近くたちますが、大変重宝しております。

なんといっても水がたっぷり入る。丈夫。バケットに落下防止がつけられる。

モアマンスクイジとの相性も良く、もはやこれなしでは仕事ができません。

使用中のバケット 多数


現在でもイイオカバケットと合わせて水に困らない仕事です。

 

多くのバケットでは底面にどうしても45㎝スクイジが当たってしまうため、早期に穴が開くことが多かったのですが、今のところそれも無し。穴が開くのが不安だったので、当初から底面に衝撃吸収用のスクイジゴムを切り張りして入れております。

38 バケモン 底面にゴム

ちょっと見えにくいですかね?

 今のところ突き破る気配はないので安心です。


なんかステマぽくなっておりますが、何気にこのブログで国内の商品を紹介するのは初めてかもしれません。いや、なんかあったけ?ミゾーの商品は褒めた気がする。

正直海外だとあまり良いバケットがないので、日本製のバケットは世界に対抗できる数少ないガラス屋職人商品の気がします。


普段使いとしては、まさにベターな回答となる38バケット。

おすすめです。


とはいえ問題がないわけではありません。

この写真のようにスクイジを多数入れると引っ掛かりあって、かなりパフォーマンスが落ちます。
スクイジ ガチャガチャ

45cmシャンプー付き、45㎝ノーマル、35㎝ノーマル。


御覧のようにガチャガチャしてスクイジを使い分けたいときは煩わしい事この故無しです。

そんな時は・・・


次回に続く!


本日もありがとうございます。今回は集中的に更新いたします。

長い梅雨からの猛暑日が続きます。皆様健康には十分お気をつけてください。

私は今月すでに二度ほど倒れております。すっかり暑さに弱くなりました。


ではでは、また近いうちに。

EUREKA QUAD PROを買う2018/03/04 12:18

お久しぶりです。水冷服のぶらぶら天国です。
水冷服。冬も使いました。
名付けて「水温服」!

語感がおかしいですが、冷水の代わりにお湯を使えばあったか全身湯たんぽ状態でした。いかんせん今冬は世間の評判と違って東京は朝晩こそ冷えますが、昼間は結構な暖かな日が続いて、意外と活躍の場がありませんでした。60℃くらいのお湯を入れて使い捨てカイロで結構暖かいが持続します。屋外でも問題なく眠れる気がしました。

それはそれとして、毎度の事ながら更新が無くて申し訳ありませんでした。
昨年は知り合い含めて、高所から落ちる、落ちる。皆さんロープでは落ちないでその前後で落ちたりしますから、本当に困りものであります。

落ちる状況では必ずバックアップ!乗り出しは禁止で。

CAMPの新しいハーネスも買いましたが、そちらはまた後日に。

久々に新しいアイテムを購入しました。
昨年紹介したオーストラリアのニューエイジ!

商品紹介ページは此方。

EUREKA QUAD PRO 45cm
 こちらは45cmになります
ハンドルはSORBOのスイベルになります。販売店がSORBO押しだったので、この組み合わせに。
商品自体がSORBOを参考にしているようです。
30cm 40cm 45cm
今回チャンネルは35cm、40cm、45cmの3本。SORBOのスイベルハンドル2本を購入してみました。いずれもゴムを押さえるクリップは内蔵式。左右にあるアルミを内側に引っ張るとゴムがロックされる仕様になっております。(下図矢印部分)45cmに至ってはチャンネルの中心が分かるようにラインが入っておりました。
作りは大分しっかりしていて、安心感があります。構造的に後付けのシャンプーをつけるのが面倒そうなので、それがネックでしょうか?
EUREKA QUAD PRO クリップ部分
横から見たところです。スクイジゴムを入れるところが三つの穴になっており、専用のゴム以外でもノーマルのゴムも普通に入ります。
EUREKA QUAD PRO ゴム入れるところ
ゴムはバロン製。このような形状をしております。2本を1本に。サイズとしては通常のゴムの140%ましぐらいのサイズです。即物的ですが良く思いついた物です。
単純にコストが半分ですからね。お得感があります。
EUREKA QUAD PRO BARON製 ゴム
こちらはQuadPROが使えるSORBOハンドル。可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。
SORBO ハンドル
此方の商品の使い勝手ですが、まぁ可もなく不可もなく。普通にスクイジです。
左右のクリップがゴムのそりを押さえてくれるので、モアマンほどではありませんが、角もそこそこに切れるようになっています。重さもそれほど気にならないレベル。普段シャンプー付きの重いのを使っていますから。これにシャンプーをつけたらちょっときつい気もしますが。

問題点があるとすればスクイジ自体の厚みでしょうか。結構分厚い。握ったときの印象は細身の鈍器です。最後の決めが微妙。慣れで何とかなるとは思うレベルですが。

やはり、売りはコストでしょう。ゴムが単純に二倍使えるのはかなり魅力的。ゴム1本がETORE、ワグテールに比べてかなりお買い得。耐久性は未だ未知数。調査も始まったばかりなので、今後気になることがあったら報告致します。


昨年アイラタを獲得してから、あれこれ無かったのですが個人的に大変技能が上がりました。5年前に苦労した現場がまったくもって苦労しなかったりして、道具と技能の向上を実感する日々であります。

それでは、また近いうちにあれこれ書きたいと思います。
久しぶりにありがとうございました。であ、では。
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