2017年以降を大胆予想!!2017/05/20 21:10

どうも。毎度ご無沙汰しております。

下降機のまとめを書き始めたら、道具の再検証を含めて膨大になってしまいました。なので、とりあえず放置で。

後、すごい気になったのが米国製のレバー式の下降機が見当たらないこと。これはどういうことなのか気になり始めまして、調べ始めたら土壷にはまったです。
CMCのMPD(MULTI-PUROPSE-DEVICE)位しか思い当たらない。
http://www.cmcrescue.com/equipment/mpd/
なんか情報持っている方いたら、教えて欲しいです。色々。

それだけだと、なんなので私お勧めの下降機とバックアップを紹介します。

下降機はKONG INDY EVO ライフラインにはCAMPのGOBURIN!!
異論は認めます。

次点でISCのD4。(今一番使ってます。)KONGのBACK-UP。異論は認めます。

とりあえずどちらも目的に合わせて二つぐらい持っておくのをお勧めいたします。いろんな意味で。

それはそれとして、今回は少ない情報で間違った結論に至ってみようという新企画。



2017年以降の高所作業の行く末を考える!!


最初に結論を言ってしまうと近いうちにロープによる高所作業の国際規格が来るのではないかという話というか妄想です。今回資料的な価値はないです。予防線張っておきます。

ロープ作業の高所作業において、未だ世界的には共通の規格、安全基準がないというのはずいぶん前に当ブログでも書きました。
有名なところだとイギリスのirata。米国のSPRAT。ドイツのFISAT。デンマークのPRATなどがあります。これ以外でもスウェーデン、フィンランド辺りにもなんかあったような気がする。

IRATA http://www.irata.org/
SPRAT http://sprat.org/ ここのページは何時も落ちてる気がする。
PRAT http://www.prat.cc/
FISAT https://www.fisat.com/fisat/frontpage/

これらはIRATA筆頭に1980年代以降に順次組織化されたみたいです。
何故に規格が乱立しているかというと、これも以前当ブログで書きましたが、単純に経済圏の確保という分かりやすい話になっております。

経済圏の話ですとTPPがそのまま適用されていれば自動的に日本は米国のSPRATが高所作業の基準になると、踏んでいたのですがトランプ大統領のせいでご破算になってしまいました。色々問題があった物ですが、一足飛びに日本の高所作業の安全性が増す可能性はあったのです。もちろん同じ理由で米国が日本の足場システムを導入する可能性も。流動的に活躍する労働者の安全という項目があったのですよ。

そこで、国際規格の話です。皆さんご存じの通り昨年英国がEU脱退を決めました。それに伴い米国との二国間協議が始まりました。実は近年英国、欧米の道具メーカーはこぞってNFPAの規格を積極的に取りに来ています。これも単純に商売の販路が広がるからです。ここまで来れば後は簡単です。業界大手の英国と米国が手を組めばそれは実質的な世界規格たり得るという話になるのでは。多分ドイツ、フランスは猛反対するでしょうが。

そんなわけで英国のEU脱退により国際規格設立待ったなし。
そして新しい名前はIRATAとSPRATを会わせて

splatter(スプラッタ!)

だと、いいなぁ。と、言うお話でした。これが言いたいだけ。

もっとも、国際規格が出来たとしてもし足場が前提の日本には関係ない話ですよ。とりあえず。


更新楽しみにしているという名のプレッシャーをあちらこちらで掛けられているので、今後も更新がんばります。
それでは本日はこれまで。お付き合いありがとうございました。
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