EUREKA QUAD PROを買う ― 2018/03/04 12:18
お久しぶりです。水冷服のぶらぶら天国です。
水冷服。冬も使いました。
名付けて「水温服」!
語感がおかしいですが、冷水の代わりにお湯を使えばあったか全身湯たんぽ状態でした。いかんせん今冬は世間の評判と違って東京は朝晩こそ冷えますが、昼間は結構な暖かな日が続いて、意外と活躍の場がありませんでした。60℃くらいのお湯を入れて使い捨てカイロで結構暖かいが持続します。屋外でも問題なく眠れる気がしました。
それはそれとして、毎度の事ながら更新が無くて申し訳ありませんでした。
昨年は知り合い含めて、高所から落ちる、落ちる。皆さんロープでは落ちないでその前後で落ちたりしますから、本当に困りものであります。
落ちる状況では必ずバックアップ!乗り出しは禁止で。
CAMPの新しいハーネスも買いましたが、そちらはまた後日に。
久々に新しいアイテムを購入しました。
昨年紹介したオーストラリアのニューエイジ!
商品紹介ページは此方。
こちらは45cmになります
ハンドルはSORBOのスイベルになります。販売店がSORBO押しだったので、この組み合わせに。
商品自体がSORBOを参考にしているようです。
今回チャンネルは35cm、40cm、45cmの3本。SORBOのスイベルハンドル2本を購入してみました。いずれもゴムを押さえるクリップは内蔵式。左右にあるアルミを内側に引っ張るとゴムがロックされる仕様になっております。(下図矢印部分)45cmに至ってはチャンネルの中心が分かるようにラインが入っておりました。
作りは大分しっかりしていて、安心感があります。構造的に後付けのシャンプーをつけるのが面倒そうなので、それがネックでしょうか?
横から見たところです。スクイジゴムを入れるところが三つの穴になっており、専用のゴム以外でもノーマルのゴムも普通に入ります。
ゴムはバロン製。このような形状をしております。2本を1本に。サイズとしては通常のゴムの140%ましぐらいのサイズです。即物的ですが良く思いついた物です。
単純にコストが半分ですからね。お得感があります。
こちらはQuadPROが使えるSORBOハンドル。可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。
此方の商品の使い勝手ですが、まぁ可もなく不可もなく。普通にスクイジです。
左右のクリップがゴムのそりを押さえてくれるので、モアマンほどではありませんが、角もそこそこに切れるようになっています。重さもそれほど気にならないレベル。普段シャンプー付きの重いのを使っていますから。これにシャンプーをつけたらちょっときつい気もしますが。
問題点があるとすればスクイジ自体の厚みでしょうか。結構分厚い。握ったときの印象は細身の鈍器です。最後の決めが微妙。慣れで何とかなるとは思うレベルですが。
やはり、売りはコストでしょう。ゴムが単純に二倍使えるのはかなり魅力的。ゴム1本がETORE、ワグテールに比べてかなりお買い得。耐久性は未だ未知数。調査も始まったばかりなので、今後気になることがあったら報告致します。
昨年アイラタを獲得してから、あれこれ無かったのですが個人的に大変技能が上がりました。5年前に苦労した現場がまったくもって苦労しなかったりして、道具と技能の向上を実感する日々であります。
それでは、また近いうちにあれこれ書きたいと思います。
久しぶりにありがとうございました。であ、では。
MOERMAN LIQUDATOR2.0を買う ― 2016/11/21 19:14
ご無沙汰しております。
色々申し訳ありません。
本日はリハビリかねて短く行きます。
モアマン リックディターが新しくなりました!!
その名も「LIQUIDATOR 2.0」
http://www.moermangroup.com/en-uk/liquidator-20-new-749.htm
諸々の問題をクリアしての、再登場!外れやすいことから評判が悪かった両端のクリップが大幅に改良されて通常の使い方では外れることがありません。
しかも今回は専用のシャンプーまで出て、更にパワーアップ!!端っこまでしっかり濡れる水持ちよいシャンプーです。こちらもいったんスクイジチャンネルにはめるとまず外れません。素晴らしいです。
更に更にハンドルクリップまで新作が来て、これがまた大変握り心地が良い代物で大変グッドです。
チャンネルはバネ式のクリップで挟む形になっております三段階に角度を変えられて、クリップはボタンで三カ所で固定できます。フリーにしてワグのようなカッパギも出来ます。色の統一感もあって、中々良い感じの商品に仕上がっております。
今回45cmでビックリするぐらい良い感じでカッパげるようになりました。
ですが、問題もそれなりにあります。
まず、新しいクリップですが外れなくなった代わりにスクイジを落とすと今までは吹っ飛んでいた両脇のクリップが・・・・・・・・・・・・割れます。
イヤ、使用初めて早々にポールでの作業中に落としまして、それはそれは綺麗に割れました.三つに。
今までのリックディッターを合わせて微妙な長さのスクイジチャンネルが増える増える。早い所両端のクリップの販売をして欲しいです。一応モアマン米国支店には要望送ってみました。
新しいハンドルも問題あります。
握り心地は歴代ハンドルでもトップだと思うのですが、ギミックが増えた分シャンプーまで装着しての使用だと、重いです。すごい重い。
ワグスリムの三倍くらい重く感じる。
私の手首は既に限界です。先ほどワグのように使えると書きましたが、なんというか腰が無くてワグに比べて明らかに踏ん張りが足りません。
そんなわけで新生モアマンはモアマン大好きな人にはお勧めしますけど、リスクが微妙ですので万人にはお勧めできない商品となっております。
ま 良い商品ですよ。うん。
今回はこんなところで勘弁して置いてやるぜ!更新がんばります。
ではでは、本日もありがとうございました。
日本ガラスクリーニング選手権大会 東京予選に行きました。 ― 2016/06/10 22:42
相変わらずご無沙汰しております。
諸般の事情から先週(6/3)行われた「日本ガラスクリーニング選手権 東京予選」に参加致しました。「ぶらぶら天国」で名義で。
まぁ、勝手に登録した人のせいなのですが出る以上は天下取ってやるぜ!
あえなく予選敗退でした。初めての出場でしたので一ヶ月半結構練習したのですが残念。モアマンで天下取りたかったなぁ。

今回使った道具がこちら。
名付けて「T-35(改)」!!今つけた。
ワグテールのスリムラインハンドル。モアマンの35cmチャンネルを大胆に30cmにカットした大会仕様。ゴムはピューレックスのハードを練習で使っておりましたが、大会直前にアンガーのソフトに変更。これによりコーナリングのグリップへたれを緩和。チャンネルの角度も絶妙な位置を模索したまさに規格外のモンスターカッパギ!!
お、書いてて楽しくなってしまった。周囲からは約一名を除いて不評でしたが、もはやこの組み合わせでしか仕事できないしなぁ。
大会参加は今まで縁がなかったので参加しませんでしたが、中々良い経験になりました。何より練習場を作ってくれた所に感謝です。新たに知り合いも出来て、大満足でありました。アンガーのお偉いさんが来ていたので、絡めば良かったと思ったのは後の祭り。
ちょっと短いですが、今回はこんなところで。
近いうちに「スパロー」を使用しての感想を書きますので、その際にまた大会のことにはちょっと触れます。
では、では。本日もこれにて。読んでいただきありがとうございます。
MOERMAN COMBINATORを買う ― 2016/04/03 16:16
先日念願の花見に行ってきました。
流しのマジシャンすげーでしたよ。
それはそれとして、全国に11人ぐらいは居るはずのモアマン、リックディター好きの人にお送りします。
MOERMANの新作 COMBINATOR(コンビネーター)35cmを買いました。
画像を見ていただくとして、使用しての感想を書きたいと思います。
シャンプーはプラスチックのネジ止め式になっていて、公式画像にもあるように四通りの付け方が出来ます。
通常の付け方だと、ゴムの交換の際に必ずシャンプーを外さないといけません。些細なことですが。
シャンプーの角度は絶妙です。シャンプーをガラスに押しつけてスクイジ部分を当てるとベストアングルで同時カッパギが可能です。しかし、以前にも書いたように寝かせる程に良くカッパゲルスクイジですので、寝かせようとするとシャンプーだけ付いてスクイジは浮いてしまうことになります。
公式で角の残りがないとは歌っていますが、そもそもスクイジが当たって右上、左上濡れません。些細なことですが。
ポールの相性もあります。ETOREのポールでは使えません。ハンドル部分すかすかです。
チャンネル部分は今回かなり良いできです。握り具合も素晴らしいです。
スクイジだけ、シャンプーだけ使用が結構良い感じです・・・・。
去年の暮れに発表を見たときは駄目そうな印象を受けましたが、期待に違わず人にお勧めしづらい、何とも微妙な商品に仕上がっております。シャンプーが後1cm短ければ・・・。端にシャンプーが当たるんです。う^-ん、斬るかぁ。
とは言え、もちろん利点もあります。ガラスに段差が無い、枠がないときなどは無類の強さを発揮します。よ。同時カッパギ。もっとも、これを言っちゃうと一番の売りが・・・。
皆様も是非とも一度お買い上げして、このスクイジの良い所を見つけて私に教えてください。ベルギー大変なことになっています、支援する為にも買うぜモアマン!!
むしろ買おう、モアマン!!俺だけ不幸になってたまるか!!
ま、なんだかんだ言って今スクイジはこれを含めてモアマンしか使ってないのですがね。お気に入りを人に素直に勧められない日々でございます。
では、本日もありがとうございました。また、ちかいうちに。では、では。
ロープ高所作業 改正労働安全衛生規則について ― 2016/03/25 23:20
どうもです。
すっかり春です。このところは寒いですが、週末は花見がしたいです。
それはさておき。
皆さんご存じのように今年2016年(平成28年)からロープの高所作業についての規則に色々変更がありました。既に受けに行っている方も居られるかと思いますが、特別教育を修了して、今年の7月から教育終了証明書が仕事で必要になるようになりました。実技は自分たちで作れます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000093057.html
私も二月に受けて参りました。
「なんじゃ、こりゃ!?」な内容でしたので、それについてあれこれ書こうと思っておりましたが、旨いことまとまらなかったので大事なことだけ。
今回の決定は簡単に言うと、2メートル以上の作業は足場を使う。
単なる費用の増加を理由にロープ作業をしてはいけない。
以下ライフラインについてあれこれありましたが、この二点がすごすぎて。
結論から言ってしまうと今回、高所作業にロープアクセス、ロープワークという概念の導入に至らなかったと言うことです。規格の枠も作るつもりはないようです。
新たな市場をみすみす捨てるのもどうかと思うのですが。
日常的にロープ作業を行っている者としては、酷い話だとは思うのですが理由は分かります。
大雑把に言ってしまうとロープアクセスに未だ国際基準がないからです。以前もブログで書きましたが米国、EU欧州圏で規格争いをしているのが実情です。もっとも国際基準のせいにするのも筋違いではありますが
そもそも日本にはロープ作業に関しては、とっかかりになる規格すらないわけですから。今回に関しては現場に負担を強いるだけのお役所仕事という感じです。
http://sprat.org/
http://www.irata.org/
あと特別教育で紹介される事故例が酷すぎて、どうしょうもねーです。まぁ、私もブランコにID直付け。腰ベルト、ライフライン無し作業とか普通に見ているので、さも有りなん。まわりにはフルボディハーネスしている人ばかりいるけど、話聞くとちゃんとして装備している人は少数派らしいので、なんともかんとも。
落下しないようにする話はあっても、落下係数など話としてかけらも出てきませんから。
これも以前書きましたが、日本の安全に対しての態度は対策案のみ。悪く言えばその場しのぎです。今後、現場では自主的に安全基準をあげてくる所との二極化が進むと思います。
とは言え、窓の掃除の度に足場組んでくれるようになったら、それはそれで有りではありますが多分そんな時代は来ないでしょう。
皆さんもお気を付けて作業してください。では、では。また近いうちに
ほんじつもありがとうございました。
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